ご挨拶

 戦後、急速な速さで先進国へと急成長を遂げた日本。
瞬く間に高度成長期となりバブル時代の到来。国内ではモノが溢れかえり、モノを大事にするという事に関心が薄れ、目新しいものに直ぐに飛びつき、古くなったら捨てるという文化の始まり。しかし本来日本人は祖先を敬い、人と共にモノを大事にして来ました。伝統・職人・匠技術を次世代に継承していくという、最も日本人らしい部分が損なわれてきている様に感じます。

 人生50年と言われた時代から、人生100年といわれる時代。使い捨て文化はもう古いと考えています。 諸外国でもECOフレンドリー、リサイクルなど環境にやさしい街づくりが注目され、日本の建築業界でも様々な取り組みがなされています。
 私の住む鳥取県鳥取市では過疎化が進み古民家や空き家などが多くみられます。そんな中、住居確保に苦戦しながらも高齢化社会を支えるために地域・自治体支援のもとIターン・Uターン制度を活用し、若い人達が先人たちに知恵を借りて頑張っている姿が見かけられる様になってきました。

 今一度原点に立ち返り、資源の在り方と日本古来の木造建築の知恵・匠の技術を家と共に未来へ残して行けたらと考えています。
新民家推進協会の皆様と共に日本の良き伝統を次世代へ繋ぎ、未来ある子供たちの為にも精進していきます。よろしくお願い致します。

鳥取県新民家推進協会
代表理事 橋本 尚之